会計ソフトはクラウドが便利

カワサキです。
みなさん会計ソフトは何を使っていますか?

私は、以前はPCにインストールする「弥生の青色申告」を使っていました。
でもクラウド会計ソフトを使いたいと考え、一昨年からPC版とクラウドを並行して利用。昨年からはMFクラウド一本にしぼりました。

クラウド会計ソフトって何がいいの?

クラウド会計ソフトの最大の利点はクレジットカードや銀行の残高、電子マネーなどを自動で取得して記帳してくれるところです。これがあるだけで記帳の手間が格段に減ります。
ログインすればデータをどのPCからでも確認できます。
また法改正があってもソフトを買い換える必要はありません。

クラウド会計ソフトのデメリット

データをクラウドに預けるので運営会社がきちんとしたところでないと不安が残ります。
また、月額、年額で支払うサブスクリプション形式なので毎回経費がかかります。

 

代表的なクラウド会計ソフト

やよいの青色申告オンライン

老舗の弥生のオンライン版です。
1年間無料で使えます。

MFクラウド確定申告

家計簿アプリで有名なマネーフォワードが運営するクラウド会計ソフトです。
月15件までの仕分けならフリープランで無料で使うことができます。

freee

Google出身の人たちが作った会計ソフト。
一ヶ月の無料利用期間があります。

 

やよいの青色申告オンラインを選ばなかった理由

もともとPC版の弥生の青色申告を使っていたので、まずはやよいの青色申告オンラインを使ってみました。
当時は銀行データの連携がイマイチで使い勝手が悪かったです。
処理も大変重くストレスだったこと。
PC版ではできたことがオンライン版ではできなかった。
ということで利用をやめました。(現在は利用していないのでわかりませんが、改善されている可能性は高いです)

freeeを選ばなかった理由

freeeに関しては帳簿知識がなくても仕分けできるという点が売りですが、それまで弥生の青色申告で複式簿記でつけていたので記帳方法に違和感があったことと、補助科目などの入力ができなかったので利用しませんでした。
また無料期間が一ヶ月しか無く、機能を把握するには足りない感じでした。

MFクラウドを選んだ理由

帳簿の記帳方式に馴染みがあり、簡単入力は本当に楽に仕分けができました。
また仕分けを一括で登録できるので、まとめ入力する私にはぴったりです。
データ入力時や連携データの自動取得もストレスを感じるほどの遅さはありません。
月15件までならフリープランでずっと無料で使えるというのも嬉しいです。
チャットサポートも返信がはやく丁寧でした。

MFクラウドがもう一歩の点

MFクラウドは書類の作成面が少々弱い印象です。
例えば赤字の場合は第四表が必要ですが、MFクラウドでは作成することができません。
出力した内容を一度国税局のサイトで入力しなおす手間がかかります。
freeeなら第四表に対応しています。

また私は売掛帳をよく使うのですが、MFクラウドでは売掛帳という形での出力はありません。
売掛で検索をしていかないといけないのはちょっとした手間です。
freeeでは売掛レポートという形でみることができます。

 

あなたにあったクラウド会計ソフトの選び方

有料版の場合はどれも値段は大差ありません。
月の仕分けが15件以内で済む場合はMFクラウドが無料で使えますので、そちらを選ぶといいでしょう。

・取引先が少ない
・仕入れなどがなく経費があまりかからない

という人は月15件の仕分け数で足りると思います。
私は2年無料版で使って機能に納得したので今年からお金を払って使うことにしました。
たまに仕分け数が15件を超えたときに、「参考書を買うのは来月にしよう」とか考えなくて済むのはとっても楽です。
年間8800円も払えないというのじゃ事業としても微妙ですしね。(苦笑)

会計の知識がなく、今後複式簿記の付け方とか覚えたくないし申告だけできればいい。
という人はfreeeを使うとよいかと思います。
今まで全く帳簿をつけたことがないなら、項目を選んであてはめていく感じの独自の入力方式になじみやすいと思います。

しっかりとしたサポートを希望する人はやよいの青色申告オンラインが良いと思います。
初年度は電話サポートがつくプランを6480円で使うことができます。次年度以降は12960円になりますが、キャンセルできるので、最初だけしっかりサポートしてもらって、翌年以降はセルフプランで利用するのが良いでしょう。

とにかくまずは使ってみることが大事です。
合わなかったら無料期間中や翌年に別のものに乗り換えればいいのですから。

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