脳卒中後の運転免許適性検査

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カワサキです。
2年前家族が脳出血になりました。
現在は週一でリハビリに通っていますが、復職はしています。(一応)
今年は免許の更新年ということで、適性検査を受けてきました。

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適性検査を受ける前の準備

脳卒中後の適性検査を受けるためには、医師の診断書を用意する必要があります。
診断書は警察署に行き診断書の書式をもらいます。
本人が行く必要があり、このときにどのような病気か、いつ入院して退院したか、現状などの聞き取りが行われました。聞き取りの内容は運転免許センターでも参照されるようです。

診断書の書式をもらったら、医師に提出して書いてもらいます。家族の場合は1週間ほどで書いていただけましたが、病院によっては1ヶ月近くかかる場合もあるそうなので余裕をもって提出しましょう。

いざ運転免許センターへ

予約などの必要はありません。
家族は運転免許の更新があったので、先に更新手続き→料金の支払い→視力検査をしてから適性検査という流れでした。

適性検査内容

まずは相談室で担当の警察官から病気の経緯を聞き取られます。
前回警察署で話した内容がデーターとして参照されているようで、その確認という感じでした。

家族が受けた検査内容は3つ。
・原付きに乗れるかの確認
・瞬時視野検査
・踏み替えペダル検査
です。

原付きに乗れるかの確認

試験室内に原付きで
・スタンドを外せるか。
・またがって両足で原付きを支えられるか
・片足でバランスをとれるか
・両手でブレーキが握れるか
・右手でアクセルが回せるか
・スタンドを立てられるか

二輪もおいてあったので、二輪免許を持っている人はそちらでも確認があるかと思います。

瞬時視野検査

視野に問題がないか、見たものを判断できるかといった検査です。
検査はドライブシミュレータを使います。
ハンドル部分にボタンが取り付けられ、対応するボタンを押すといった内容です。ボタンは上部に緑のボタンが4つ下部中央に赤いボタンが1つついていました。
シミュレーターに乗ると、文字と音声で試験内容の説明が流れます。
内容が理解できたら試験官に伝え、再度試験官からの口頭説明がされてから試験スタート。

画面上に記号(文字・図形・漢字など)がランダムに表示されるので、文字が見えたら赤いボタンを押します。ボタンを押すと記号はすぐ消えてしまいますが、どんな記号だったかを記憶しておく必要があります。
次に画面所に、表示された記号を含む4つの記号が表示されるので、表示された記号に対応する位置にある緑のボタンを押すと押したボタンが黄色に変化します。
これがワンセットで、10回繰り返します。

赤いボタンを押すまでの時間
緑のボタンを押すまでの時間
記憶した文字があっていたかどうか
で判定されます

踏み替えペダル検査

ドライブシミュレーターを使い、アクセル、ブレーキの踏み替え時間を測る、急制動の試験です。
シミュレーターに乗ると文字と音声で試験内容の説明が流れます。
内容が理解できたら試験官に伝え、再度試験官からの口頭説明がされ、実際に踏み変えの練習を少しして、椅子の位置などを調整してから試験スタート。

画面に青い丸がでたらアクセルを、赤い丸がでたらブレーキに踏み替えるを1セットとし、5回繰り返します。
ブレーキはしっかり奥まで踏み込むのがコツだそうですが、家族はやや甘かったようです。また一度踏み変えようとした足がブレーキにひっかかったりもしましたが、試験官の人はそういうところもきちんと見ていてくれるようで、数値の悪いところは足がひっかかったせいですね、などと細かくチェックをしてくれました。数値をみせてもらったところ、なんとなく合格範囲は0.75秒くらいかなという印象です。

試験後は試験官から試験の結果について説明がされます。

運転の可否について

今回は免許の更新と同時に行いました。
この適性検査の結果、免許の更新自体はOKでした。
運転の可否は医師の診断書と適性検査の結果を合わせて公安委員会が判断するそうで、1ヶ月ほどで可否の書類が郵送されるとのこと。それまではできれば運転はしないようにとのことでした。

我が家には3週間ほどで「運転可」の手紙が届き、退院後の目標を一つクリアできました。

全体的な感想

おそらくこの記事を読まれている方は、これから適性検査を受けるのでどのような内容か知りたい、という方だと思います。
脳卒中後の後遺症の状態は千差万別なので、あなたが受けたときの適性検査が、今回家族が受けた試験内容と同じではない場合もあると思いますし、地域によって設備が違う場合もあるでしょう。

私はすべての行程に付き添って行きましたが、警察署の方も運転免許センターの方もとても親切で丁寧な対応でした。
試験のコツなどを説明してくれたり、あせらなくていいですよとか声かけしてくれたりと、落とすための試験ではないなという印象です。
わからないことは事前に運転免許センターに問い合わせたり、リハビリや受診している医療機関、ケアマネージャーさんなどに相談してみてくださいね。

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